SDSGroup Initiatives

SDSグループのCSR活動

TAKESHI
YOSHIMURA

吉村武司

自動車学校の原点

私たちの仕事の根本は、「指定教習所が社会にとってどのような役割を果たしているのか?」という問いです。その中で、私は、安全運転者を育てるためには教育が何よりも大切だと考えています。自動車教習所で働く者は、まず教育者としての自覚を持つことが重要です。そして、教習自体も、時代とともに変遷する法律や制度に柔軟に対応していく必要があると考えます。さらに、この時代の流れに沿って、教習所の在り方も常に変化を遂げていくべきだと確信しています。そして、これからは、その変化にどう挑戦していくかが、自動車教習所にとっての重要な課題になると実感しています。

自動車学校が社会に対して担うもの

常に忘れてはならないことは、「我々は教育者であり、我が国の安全運転教育を担っている」という使命です。交通事故ほど悲惨なものはありません。一瞬で幸福な日常を奪い去ってしまいます。それを防ぐためには、ドライバーが常に他の運転者や歩行者の視点で考え、事故をなくすためにどうすべきかを追求することが必要だと考えています。そのために、我々は不断の努力を重ね、常に自動車教習所がどうあるべきかを考え続けなければなりません。未来の交通事情や事故の可能性を見据え、最良の安全教育を提供する自動車教習所であり続けること。それこそが、自動車教習所業界の使命であり、社会に対して果たすべき責任です。交通事故のない未来に向かって、SDSグループは休むことなく社会を支え続けていきます。

自動車教習所業界は斜陽産業なのか

まず、私たちの業界に『斜陽』という言葉は存在しません。例え自動運転車が普及したとしても、法律では依然として運転免許が必要です。つまり、自動運転車の時代が来ても、免許を持つ人がもっと増える可能性があるということなんです。さらに、将来的には免許取得の年齢制限も見直されるべきだと考えています。世界的に見れば、運転免許の取得年齢は14歳が主流です。ですから、もっと若い世代にも免許を取得できる環境を整えることが必要なのです。最後に、業界にはまだ成長の余地がたくさんあります。利益を追求し、それを社会に還元することが、我々経営者の使命です。

TAKEHIRO
YOSHIMURA

吉村武大

心を重視した教習、未来のスマートドライバー育成

当社の歴史は、創業者の吉村忠次と現オーナーの吉村武司、二人の熱い想いから始まりました。自動車教習所は、単なる免許取得の場ではなく、安全運転の教育機関としての役割を果たすべきだという強い信念を持ち続けてきました。そのため、教習生一人ひとりに対して、運転技術だけでなく、交通安全の重要性を深く理解し、実行してもらうために、徹底した「心」の教育を行ってきました。創業60年を迎えた節目に、この想いを次世代に受け継ぐため、グループ内のすべての指定自動車教習所の呼称を「スマートドライバースクール」に変更しました。従来の「Driving School」から「Smart Driver School」への再出発を通じて、技術のみならず「心」の教育にも重きを置き、学技一体となった運転教習を提供することを目指しています。

教習所は命を守る場所

私たちが目指すものは、「無事故社会の実現」です。この理想に向けて、指定自動車教習所の在り方を常に問い続けています。創業者の「自動車教習所は教育機関であるべき」という思いを徹底することで、事故を未然に防ぎ、安全社会の実現に貢献できると固く信じています。交通事故による悲劇を防ぐため、教習生には運転技術だけでなく、安全運転の意識を深く根付かせることを重視した教習を実施しています。また、SDSグループの教習所は、単なる免許取得の場ではなく、命を守るための教育機関であるという使命を全教職員が共有し、教習業務に取り組んでいます。私たちのもう一つの使命は、単なる企業活動にとどまらず、社会の一員として社会的責任を果たしていくことです。人々の命を守るための教育を提供することこそが、SDSグループの社会的存在意義であり、これからも変わることのない基本姿勢です。

未来の交通安全を担うため、SDSグループは挑戦を続けます

急速に進化する自動運転技術の開発にともない、われわれには、未来の安全運転教育の在り方を模索し、次世代に適応した新しい教育内容を提供することが求められています。同時に、地域社会との連携をさらに強化し、地域住民の安全に寄与する活動にも、なお一層力を入れていかなければなりません。私たちは掲げる「無事故社会の実現」という理想を実現するため、すべてのステークホルダーと協力しながら、安心で安全な交通社会の構築に向けて邁進することをお約束します。そして、SDSグループは、受け継いできた信念を未来に繋ぎ、進化し続ける企業として社会に貢献し、その社会的存在意義を問い続けます。

「スマートドライバースクールグループ」は、過去からの信念を受け継ぎ、未来に向けて進化し続ける企業として、これからも社会に貢献し続けます。